web Cafe Adrenaline vol . 33

2005 元旦update since 2000

2005年
新年明けまして おめでとうございます！

中津川へ移転して、2回目の正月を迎えます。

地元の人からは、「すっかり、こっちの水に馴れたみたいやて〜！」、言われることが増えました。

たぶん、それは、
自宅/店舗のまわりに、恐ろしいスピードで成長する春夏の雑草を退治すべく、
初心者にしては、いきなりハイスペックな草刈り機を購入し、
馴れない手つきで、片っ端から雑草を刈ったり、

さらに、小回りが効くようにと、ハサミ以外はオールアルミで出来た
持ち手の部分が50センチ伸縮自在となる、植木バサミを購入し、
1本2本ちょんちょん伸びた枝を、庭師の如く、華麗に、あっちもこっちもシャンシャン切っていたら、
翌日、
本業である、ピザ生地を練るのに支障をきたすくらいの筋肉痛に見舞われ、

秋は秋で、
邪魔に伸びきった木が、落葉した頃を見計らって、いっちょ伐採してやろう！と思い、
またまた初心者にもかかわらず、偉そうにプロ仕様のチェーンソーを買ってきて、
意気揚揚と林の中へ入っていくものの、途中、何度も切断中に、チェーンソーが木に挟まれ、
身動きが取れなくなり、泣く泣くショップの人に助けに来てもらったり、

今度は、冬になって、
その、切り倒した雑木を乾燥させ、1メートルくらいに切断して、電気ドリルで穴を開けて、シイタケ菌を植つける、
ところまでは良かったが、
後から、そのスジに詳しい人から、「シイタケは、まだちょっと時期が早いぞぉ」、
と、全身の力がアヘアへと抜けるような、有難い忠告を受けたり、と、

とにかく、

「田舎生活者ルーキー」が、四季の変化に必死で対応していく姿を、
周囲の人は、温かく、かつ冷静に見ていてくれたのであろう。


このまま行くと自分はそのうち、調子に乗って耕耘機でも買うんじゃないか？とさえ思えてくるし、
実際、
近くに畑を作って(カミさんの父親指導のもと)、玉ねぎ栽培もはじめたくらいだから、まんざらでもない。

つくづく、人間、変われば変わるものである。

2005年も宜しく！








カフェ・アドレナリン./水野雄一