2012年11月17日 (土) PM6:30会場入り
土砂降りの雨に見舞われたハローロックナイト#14

この日はクルマで来たのでアルコールなし。
というかここ数年、家では一切飲まなくなったし、
外へ飲みに行く機会も減ったのでシラフでも全く問題なし。

とくに禁酒を決意したつもりは無く、たまには飲みますが
それでも年に10回あるかないか。
人生において要所要所でアルコールは必要ですが、
普段の暮らしの必需品ではなくなりました。



バイクとロックンロールをこよなく愛する寺西氏が作り出したイベントも、
今回で14回目を迎えました。

ここ数回、いわゆる大御所バンドの出演が続いていますが、
チケット代はほぼ添え置きで、ワンドリンク付きで2千円とリーズナブル。

おかげで僕らは質の高い演奏を、低価格で楽しむことができます。
その影には主催者・寺西氏の普段の努力があってのことであり、
その他多くの関係者の理解があって成り立っていると思います。

何事も、「継続は力なり」

悪天候にもかかわらず大勢のお客さんで賑わいました。






トップバッターは、「シャウト！」

相変わらず硬派で、正統派です。

よくボーカルのTomomack氏がMCで、
「僕らはロックンロールしか無いんで次の曲もロックンロールいきます！」
と言いますが、本当にその通りなのでカッコいいです。

最初は意気投合し結成されたバンドでも、時が経つにつれ、
変化を求めるようになり、方向性の違いが生じ、
”同じメンバーで同じスタイル”を継続することが難しくなることが多々あります。

そういった意味で稀有なバンドだと思います。

2番手は、恵那市出身/若手実力派バンドの「ピーリーク」

たしかメンバー全員が19歳と聞いています。
しかも、演奏曲のほとんどがオリジナルというから驚きです。
学園祭のようなノリは微塵もありません。
この先、どのように進化していくのか楽しみです。

You Tube でもご覧頂けます。

3番手は、おなじみの「豆ブギ」
陽気でフレンドリーなロックンロールスタイルは不変です。

4番手は、三河方面から参戦の「ポケット・ロケット・ロッカーズ」

初見でしたが、見た目もサウンドも、
思いっきりネオロカビリーしててカッコ良かったですね。

5番手は、恵那を代表するパンクバンド、「キポンズ」

(いい意味で)かなり男臭いバンドだと思うのですが、
とーにかく女の子ファン多し、です。

このあたりから会場は満タン、熱気ムンムン、身動きが取れなくなります。

まー最前列にいると爆音がスゴイです！

やっぱし人気バンドの一因として、
一見ばらばらに見えるメンバーの個性が、
絶妙なバランスを保って個々に輝いている状態、
があると思います。

そういった状態は意図的に作り出せるものではないので、
多くの人に魅力的に映るのだと思います。

パンクと言えども、最終的に調和がとれていないと
お客さんは喜びませんし、集まりません。

さすがキポンズ！

Slap Beat One というオムニバスアルバムの中で、
「長く続いている秘訣は？」という問いに対し、
ウリ坊さんは、「やめる理由が無かったから」、と答えています。

24年間、順風満帆だったとは思えませんが、こうしてステージに立ち続け、
そのとき与えられたいかなる条件でもベストを尽くし、
いかにお客さんの期待に応えるか？

そういった”人生のライブ感”を楽しめる人は強いと思います。

そういう姿勢がみえましたのでプロだなあ、と感じました。

ブルーエンジェル、最高！

Cafe Adrenaline / 水野雄一