web Cafe Adrenaline
vol.168 2011-4-05 (火) update
since 2000
これも節目
「ボルボ退役」・「プレオ入庫」、そこへ絡むガレージ計画&マスターの葛藤 の巻き
もうずいぶん前のことになりますが、 2011年2月14日 (月)、ついに我がボルボが息絶えました。
走行15万キロの個体ならではの典型的なトラブルで・・・
少しづつピストンリングが磨耗し ↓ それに伴い少しづつエンジンオイルを消費し ↓ なんだか最近トルクが痩せたな〜と思いつつも ↓ そんな時に限って警告灯は点滅せず ↓ そのまま半年ほど乗り続けまして ↓ 当然の如くエンジンオイルが空になり ↓ ある朝エンジン始動せずで発覚し、 ↓ あわてて即日入院 ↓ 主治医より、6気筒のうち4気筒が圧縮漏れと言われ、しばし呆然 ↓ しかし冷静に考えてみるとこのへんが潮時かと判断・・・
よって、
延命措置は行わず、廃車手続きを済ませた。
うーむ、直せばまだ乗れたかも?という気もするけど、 そう遠くない時期にATの寿命が迫っているのは明白であり、 それに加え、ACコンプレッサー不動、足回りのヘタリなど、 不良箇所はあげればキリが無く・・・やっぱりこのへんが潮時かと。
たぶん10年前の自分なら、喜んでエンジンを降ろし、 この際オーバーサイズのピストンでもぶち込んだるか! くらいな勢いで修理したと思うけど、 ここ最近、自分のクルマに関しては案外テキトー。
かと言って、もうこの先クルマなんて動けばなんでもいい、 みたいな真人間にはなれないけど、 「どーしてもこのボルボを直して乗らなきゃダメっ!」とか、 「そうしないとボクのアイデンティティがっ!」・・・みたいな感じは無い。
正直、趣味性を取り入れた老体足クルマの維持は、それなりのコストが掛かる。 もちろんそれを承知でこの7年(7万キロ)ボルボと接してきたわけだけど、 どこかで区切りをつけないとガレージ計画がなかなか実現化しないな〜、 と思っていたのも事実。
順序として、そろそろ ある程度ちゃんとしたガレージありきのカーライフを送りたいな、 と思うようになっていました。
これはボルボ在りし日に作ったイメージ画。↓
じつは今年に入ってからガレージ建設計画を進めておりまして、 だいたいこんな感じで作ろうかな?と考えつつも、 肝心の骨組みを、強度重視の”鉄”でいくのか? それとも、風合い重視の”木”でいくのか? あれこれ検討している最中です。
屋根/電気工事はプロに頼むとして、 外壁/内装に関しては、自力でやってみようかと。 あと、できればシャッターではなく、風合い重視で木製の引き戸(4枚引き仕様) でいこうかなと考え中。サイズは2台分+農機具がこじんまり収まればOK。
ぜんぜん豪華じゃないし、全くもって実用主義だけど、 なにかと人目につく場所にあるので、それなりにアドレナリンの流れを汲む雰囲気にするつもり。
ただ、この4月から鉄の値段が上がったらしく、業者さん曰く、 「たぶん秋頃にはまた下がると思うから急がないならもう少し様子をみては?」との事であり、 木に関しても、「先日の震災の影響で建築資材の入手は困難な時期」、とのお達しが。
まあ僕のガレージなんて急ぐ話じゃないし、 それより少しでも被災地の方に資材を回してほしいから全然OK。
その間、我が家の足はコイツに託し、 来るべき日に備え、(ホントに来るのか?)、態勢を整える次第です。↓
ボルボ亡き後、2011年3月8日 (火)大安 まるで吸い寄せられるかの如く我が家に納車されたスバル・プレオ/ネスタ。 走行7万キロのバリバリの中古車。
たぶん僕の人生の中で、これほどまでに事務的にクルマを買ったことはなく、 ヘタしたらTシャツ一枚を買うよりも、気持ちの変動は無かったように思える。
それはたぶん、元来のクルマ好きがいろんな事情で、 趣味性を排したクルマ選びをしなければならない状況に陥り、 その目的を果たすため、あえて自分の感情をOFFにして買った結果だと思う。
ただ不思議なもんで、 そういう時に出会った今回の車屋さん(岐阜県各務原市の三柿野モータース)のG氏は、 なんで?どうして?ホントはべつに何か目的があるんじゃないの? よーし、こうなったら簡単には騙されないわよっ!と、思えるくらいのイイ人でした。(失礼)
なんだか久しぶりに心に沁みましたね。 中古の軽自動車一台売るのに、こんなに一生懸命になってくれる人がいるんだと。 そんなエラそうに、「自分の感情をOFFにして買った」、なんて言ってちゃバチがあたるぞと。
もうかれこれ一ヶ月くらい乗ってますけど、非常に良く出来てます。 CVT(無段変速機)も予想したほど違和感無かったし、ボディ剛性もしっかりしてる。 スーパーチャージャーは付いていないから瞬発力は期待できないけど、 高速道路でもそれなりのハイペースで巡航可能でした。
「これがあれば普通車なんて要らないじゃん」〜とまでは言えないけど、 この内容で、年間自動車税がボルボの7分の1って恐るべしやな軽自動車!って思いました。
富士重工バンザイ!
(ってゆーか、やっぱ自社で作ってよ〜軽自動車。そう思わない?)
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Adrenaline / 水野雄一
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