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web Cafe Adrenaline  vol,  228
2013-11-21 (木) update
since 2000

Beck
SCAT製・エンジンを積んだベック550スパイダー の巻






岐阜県内からキッチリ仕上げられたベック550スパイダーがご来店。

一時抹消中の僕としてはうらやましい限り。

僕がベックを頻繁に乗っていた‘90年代はインターネット黎明期で、
個人で海外からパーツを取り寄せるなど(物流を含め)非現実的であり、
大抵の場合、無い部品は無理やり加工して付けるか、ワンオフで作るかで、
結果、良くも悪くもオーナーの手作り感がにじみ出ていた。

しかし今は、
個人がCAD(コンピュータ設計支援ツール)や、3Dスキャナーを使いこなし、
短時間で高精度のパーツが作れ、インターネットを介して売買できるようになり、
それが安価で、短時間で手元に届くようになった。

また他社のパーツ流用に関する情報も豊富になり、
ベックと言うだけで迫害されてきたパーツ探しもずいぶん楽になった。

たかだか20年くらいでここまで進歩するとは思ってもみなかったし、
かつてパーツ供給に苦しみ、ベックライフに終止符を打たざるを得なかった同胞たちの
ことを思うと無念でならない。



一概にドラムブレーキがダメで、ディスクブレーキが良いとは思わないが、
スポーツ走行を前提とすれば4輪ディスク化は避けられない。
念のため、ベックは純正で、前ディスク、後ドラムである。

純正だとちょっとした急ブレーキでもリアがロックし、挙動が乱れる。
こんなこと言ってはミもフタもないが、ベック社は全てにおいて
完成度80%の状態でリリースし、残り20%は乗り手が好きなように仕上げて下さい
というノリなので、こうしたカスタムは日常茶飯事。







水平対向なので、SCAT製1700ccエンジンは全く拝めず。
音を聞くと明らかにノイズが少なく、滑らかな吹け上がり。
タコ足は純正の1/4ほどに短縮されており素晴らしいレスポンス。
それでいてトルクは大幅にアップしているとの事で、全く言うことなし。

長期的に考えて、安定した動力性能の向上を図るなら、
キャブレターや、点火系をいじくり回すより、
現代に作られたエンジンにコンバートする方が手っ取り早い。
イニシャルコストは掛かるが、そのあとは圧倒的に楽。

こんな風に書くと多くのベッカーは耳が痛いと思うが、それは(じつは)僕も同じ。
慢性的な財政難により、小手先の整備の積み重ね、遠回りしているとは知りつつ、
”身の丈にあった小さな幸せ”を噛み締めているベッカーたちよ・・・

それもまた旨し!(だよな!)











まるで自分のベックのように撮影し、なんだかよくわからない満足感を得たのであった。



Cafe Adrenaline / 水野雄一







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