2012 LLC-1st.LOT 完成
あー、モノ作りって大変だけど、やっぱ楽しい! の巻
2012年5月9日 (水)、LLCの初回ロットが届きました。
何度作っても、送られてきた段ボール箱をあける瞬間はわくわくします。
今回も多くの方にご購入頂きまして、誠に有難うございました!
その一部をざっとご紹介します。
試作でオレンジ仕様を作ってみました。
まだ未着用・未洗濯なのでラバープリントのテカテカ感が主張しすぎて気になりますが、
10回くらい洗濯すると落ち着いた風合いになります。
デニム素材なので、洗いざらしのクタっとした感じで着るも良し、
さっとアイロンを掛けてピシっと着るも良し・・・ちなみに僕は後者タイプ。
※念のためプリント部分にアイロンを掛ける際は、あて布をするか、生地裏から。
半袖デニムも試作。なので長袖タイプのような腕プリントが施せず、背面プリントのみ。
在庫に限りがありますが、ご希望の方はメール下さい。
Sサイズ=着丈・69/身幅・50/袖丈・22
Mサイズ=着丈・72/身幅・53/袖丈・23
Lサイズ=着丈・75/身幅・56/袖丈・24 (cm) 価格/4,600円(税込み)
今回のデザインを起こすにあたっては、
はじめからこのオリーブグリーンと決めていました。
あーでもない、こーでもない、と考えている間、
PCのモニターの中にはずっとこのオリーブグリーンがあったわけで、
いかにしてこのオリーブグリーンを、タフで、美しく、
飽きのこないデザインにするか、マウスを握り、キーボードを叩いていました。
文字の配列や、空間バランス、メッセージ内容など、
そのつど浮かんでくるアイデアを具体化しては、「なんか違う・・・」、
「これだとデザインし過ぎて逆にかっこ悪い・・・」、
「やっぱアドレナリンらしさは、ちょっと素っ気無いくらいの方が”らしい”」、
などなど、作っては直し、作っては直し、の繰り返し。
つまり、
僕にとってこの配色のTシャツの出来上がり=今回のデザイン面においてのゴール、
という訳でして、思い入れの深い仕様となっております。うん、欲しかったのはこの感じ。
とはいえ、他のアイテム、他のカラーバリエーションも、
実際に仕上がったものを見ると、「おー、これはこれでアリじゃん」
と思えるものが多く、あらためてお客さんの数だけ、その答えがあるんだなと思いました。
完全にノリで作った迷彩柄のTシャツ・・・まあこのようなノリが必要な時に着ようと思います。
しかもコットン素材ではなく、禁断のポリエステル100%という異端ぶり。
なんでも吸水速乾素材とかで(以下メーカー説明)・・・
肌の表面の汗を素早く吸収し、ファブリックの表面へ拡散、蒸発させる快適さを保ちます。
独自のX断面ポリエステル糸を使用し、吸水速乾性を高めスポーツ時のムレやベタつきを軽減し、
快適な着心地を維持させます・・・とのこと。
まあ、アーミー好きで、汗っかきで、Tシャツは薄手に限る!って人にはお薦めの一品、かな。
Sサイズ =着丈・69/身幅・48/袖丈・20
Mサイズ =着丈・71/身幅・50/袖丈・21
Lサイズ =着丈・73/身幅・53/袖丈・22
XLサイズ=着丈・75/身幅・56/袖丈・23(cm) 価格/3,000円(税込み)
今回LLCで一般販売しましたTシャツは6.2オンスの生地を使用しておりますが、
このタイプは7.1オンス生地を使ったヘビー級。
ただし、ヘビー級といっても厚手ではなく、目の詰まった硬い感じです。
良く言えば、コシがあって、何度洗濯をしても型崩れしにくい丈夫な作り、
あまり日本国内では流通していないと思われるこの硬い着心地は異国情緒たっぷり・・・ですし、
悪く言えば、柔軟性に乏しく=着脱がスムーズに行えない、
体に馴染むまでにそれなりに時間の掛かる着心地・・・と言えます。
まあ好き嫌いが分かれそうな商品ですが、僕は昨年の2011-1st-LOT でこれと同タイプの商品
(現在では違う品番になりましたが)を試作し、けっこう着倒してみました。
感想は前途しましたように、”良く言えば”と”悪く言えば”の両方ですが、
結論としては好きです。たまには硬い着心地のTシャツがあってもいいと思いますし。
ご興味のある方はお気軽にお尋ね下さい。
まだ全ての費用請求がきていないので、
(東日本大震災への)募金額は分かりませんが、
今回は版を全て作り直し&タグも作ったので、あまり多くは募金できないと思います。
ただ今年はこの版でずっと受注生産をしていくので、
次回からの経費はかなり抑えることができ、
よって利益(=募金額)はそれなりに見込めそうです。
おかげさまでぼつぼつ受注を頂いており、
6月下旬〜7月くらいがセカンドロットの締め切り予定です。
もしご興味のある方はvol.200に商品ラインナップが掲載されております&オーダー可能です。
何卒ご協力の程宜しくお願い致します。
尚、今回も制作にあたりましては、
当HP管理人/寺西氏のきめ細かな心遣いと、的を得たご提案を頂きました。また、
(株)WATER FIELD 水野氏による、一点一点気持ちのこもった手仕事があったからこそ、
このようなナイスな商品を作ることができました。
この場をお借りしましてお礼とさせて頂きます。誠に有難うございました。
今後も、長く着て頂ける/使って頂ける商品をご用意し、ご購入して頂き、
その利益の中から、出来る限り長く、被災地への支援を行っていきたいと考えております。
また募金が済みましたらご報告させて頂きます。
あー、モノ作りって大変だけど、やっぱ楽しい!
Cafe Adrenaline & LLC / 水野雄一
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