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web Cafe Adrenaline vol,
203 2012-4-26 (木) update since 2000 |
シャラララ素敵にキッス 岐阜県中津川市/ライブハウス・ブレスのアイドル的存在、 しまちゃんの企画による「VALENTINE Breath 15」のレポート。 いつもは受付やドリンクサービスなど、裏方として頑張ってみえる彼女が、 ブレスの15周年と、前オーナー故・渡辺氏に哀悼の意を捧げるため、 エキセントリックで、スイーツで、そして細腕ながら超骨太なライブを開催してくれました。 それでは、どーぞ!
独特の世界観というか、美意識みたいなもの大切にしているなあと感じました。 どちらかと言えば、 「ロック=血湧き肉躍る、狂喜乱舞のお祭り騒ぎ!」、というよりも、 「ロック=僕らのビートにのせた自己表現を皆さんと共に」、という印象。 ルックス的にもサウンド的にも洒落ているなあ、と思いました。 ですが、キメキメで冷淡で冷血で無味無臭・・・という感じではなく、 適度に荒れていて、反骨心も随所に垣間見え、そのサジ加減が絶妙かと。 抑制と解放が見事に表現されていました。二重丸! 下図は無料配布されていたデモCD。
前出のロンドとは正反対のスタイルで場内を沸かしてくれました。 半裸にタトゥー、汗だくにタオル、 「与えられたステージをいかに気持ちよく燃え尽きるかが、 俺たちのスタイルだし、それが最高のメッセージだと思ってやってます!」 という意気込みが伝わってきました。 やたらと振り撒かれる飲料のしぶきに濡れながら、カメラをかばいながら、 それでもこの熱狂を撮らなくちゃと思わせる何かがこのM.A.Dにはありました。 にしても大暴れやったなあ。(苦笑)
とくに男衆にとってはノックアウトされた感ありあり。 どうやらこの日のために結成されたユニットのようだけど、 今後、もし定期的に活動されるなら新たなファン層を獲得するだろうなと思いました。 演奏は、なんとメジャーでもご活躍のザ・カナディアン・クラブ、 及びそのサポートメンバー、及びクローン兵という豪華な顔ぶれ。 この安定感のあるサウンドに、しまちゃんのロリータボイスが重なって、 ”可愛いだけじゃない感”がビシバシ伝わってくるんだけど、 それでも結局、可愛い、が頭の中の9割を支配する強烈な骨抜きインパクト。 ロック調にアレンジされた「バレンタインデーキッス」や、 ブルーハーツ「リンダリンダ」の替え歌→「ブレスブレス」など、 キャッチーな楽曲が多かったので、会場も終始ノリノリ。 是非、来年のバレンタインも演って欲しい!と思いました。
それでいて荒行ではなく、じっくり聴かせるバンド・・・と形容したい「時間」。 僕としては3、4回目の拝見となりますが、 相変わらずの美しい音色とハーモニー、 そして乱れることのない正確なリズムがありました。 往々にしてこのようなロック色の強いイベントは ”鼓膜にキビシい系”が多いので安らぎます。 観客と一緒にサビの部分をシャウトしたり、 拳を突き上げたりすることは一切ありませんが、 それでも缶ビールを握り締めたスカルTシャツや、 鋲打ちクラッシュデニムの観客らからブーイングが出ることも無く、 それどころかまるで肉料理と肉料理の間につまむピクルスを味わうかの如く、 これはこれで必要といった表情で見入っているのが実に微笑ましい・・・ これぞ音楽の醍醐味。いいわー、時間。
あらためて人気あるなあーって思いましたし、 この日は前に出てきてMCをする ドラム/ひでかず氏の爆笑トークも冴え渡っていました。 結局、この爆笑トークの部分と(・・・たまに良い事も言うけど)、 いざ演奏が始まってからのストイックでパワフルでクレイジーな姿勢との ギャップ、というかバランスが丁度良いんだと思う。 そこに共感する人が多いんだと思う。僕もそう。 これからも応援して行きたいと思います。
しまちゃんからは再三にわたって、 |
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