web Cafe Adrenaline vol.185 2011-10-05 (水) update
since 2000
15周年記念グッズ出来ました!
荷物の到着〜仕分け〜着てみた〜洗ってみた〜募金しました の巻
大人ひとりがらくらく入れるくらいの巨大な段ボール箱が3つも到着。
サイドには、「ユナイテッド・アスレ」のかっこいいロゴがどーんと入っており、
おー、ついにこの日がきたかー、という感じです。
まったく毎日がトライ&エラーの繰り返しで、
なっかなか自分がイメージする店に最短距離で近づくことができなくて、
もどかしさを感じながらも・・・なんとか、(あと2週間くらいで)、15周年。
本当にみなさんのおかげです!
オリジナルTシャツを作るというのは、僕が創業以来ずっと考えてきたことなので、
実現できた喜びと同時に、それを叶えて下さった多くのお客さんに感謝致します!
さすがにこれだけの量、(全部で188点)、を検品しようと思うと、
ある程度まとまった場所と、時間と、気持ちの準備が必要なので、
閉店後の(正確にいうと夕食後一服してから)客席をフルに使って行います。
正直このときは風邪っぽい症状だったので、明日にしようかなと思ったのですが、
もし不具合があった場合のことを考えると少しでも早くした方が良いだろうと思い、決行。
なんだかスゴイ光景ですね。
しかしよく考えてみたら、受注段階では、だいたいのイメージ画と、
サイズ表しか載せてなかったわけでして、僕もそうだけど、
「いったい、どんなモノがあがってくるんだ?」、と不安でしたし、
お客さんの方がもっと不安だったと思います。
にもかかわらず、これだけの注文を頂いたのですから
いやー、あらためまして感謝です!
その甲斐あって、良い物が出来ました!
こうして、注文ごとに商品を振り分け、パッキングし、
翌日発送予定のモノは、1階の入り口付近の隅に寄せておいて、
店頭渡しの分は、とりあえず2階の倉庫で保管。
・・・そして、はたと気付くと午前0時。
途中から、カミさんが見かねて手伝ってくれたけど、
そうでなけりゃもっと時間が掛かったと思う。
もうフラフラでしたが、これだけの商品に囲まれて作業していると、
これだけ多くの人に支えられているんだなーと実感できたし、
風邪なんかひいてる場合じゃねーや、と思えたし、心強かったし、
パワーをもらった気がしました。
3〜4回洗濯した状態。 コットン100%ならではの風合いが出てきましたね。
たぶん1年くらい着ると、
バックプリントのベタの部分がひび割れてくると思いますが、
その状態になってようやく完成かな、と思っています。(苦笑)
トートバックも素晴らしいクオリティでした。
画像でもその肉厚さ・作りのしっかりさが伝わるかと思います。
これは一番人気だったナツメグ色。
今回のグッズ売り上げの利益は、東日本大震災への義援金として募金させて頂きました。
利益総額は、76,620円でした。本当に有難うございました!
181号でもお知らせしております様に、今回の利益の一部(2万円)を11月12日 (土)に行われる Hello! RockNight #12 募金に義援金として寄付させて頂きます。
そして残りの56,620円は、下記のように中日新聞経由で義援金として寄付させて頂きました。
下図は9月30日の中日新聞・朝刊/岐阜版に掲載されたものです。
復興にかかる費用は、30兆円あっても足りないと言われていますが、
逆に今すぐ使える30兆円があったとしても復興の目処がつくとは思えません。
瓦礫の撤去にしても、その方法や、廃棄場所を決めるのに時間が必要でしょうし、
高台への移住にしても一筋縄ではいかないようです。
(漁師が高台に住んでたら仕事にならん!とのご意見には妙に説得力がありました。)
いずれにしても、今後の復興を考える上で、
壊れたものをただ元に戻せばOKという単純なものではないような気がしますし、
とは言え、今まで馴れ親しんだ生活や景色を、キッパリ忘れることもできないと思います。
ただ重要なのは、(というより現実的な考え方をすれば)、
これから長い時間をかけて議論し、部分的でもいいから、できることから復興を進めていき、
それに必要な財源をそのつど確保していくしかないと思います。
※残念ながら今の日本の政治家に長期スパンで物事を考え、
実行できるだけの人はいないと思うから。仮にいたとしても、
なかなかそういう人は権限を握らせてもらえないから。
なので、こうした義援金も、「焼け石に水」、と思わず、
「少しでも復興財源の足しになった、良かった」、と考えるべきだし、
仮に2人しか乗れないクルマを買ったとしてもそこで納税することによって、
結局は国の財源になるわけですし、それプラス、「東北のみんな頑張れ!」、
と思うあたたかい気持ちが大切だと思います。
最後に今回の Cafe Adrenaline 15周年記念グッズ企画を、 筆舌しがたいくらい細やかな気配りと、
パーフェクトな仕事で支えてくださった、当HP管理人でもある寺西氏と、
製作担当の(株)WATER FIELD 水野氏(名古屋市中川区)に、心より感謝致します。
本当に有難うございました!いやー最高!
Cafe Adrenaline / 水野雄一
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