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web Cafe Adrenaline vol.178
2011-6-27 (月) update
since 2000

ファミリー

11回目を迎えたHello!! Rock Night を通じて感じたもの の巻


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今回で11回目を迎えた”初の雨天開催” Hello!! Rock Night 。

天気予報でも晴れることはまず無いという事だったので、
主催者/寺西氏は万全の準備をされました。

まずホームセンターで厚手のブルーシートを買ってきて
上図のように雨よけテントを設営し、
落ち葉で詰まった雨どいの掃除をし、
アスファルトの隙間から生える雑草を除去。
ついでに家主の了解を得て、軒下の切れた蛍光灯を交換....etc。

”自分が主催するライブ当日に雨が降る”、という事実を知ってから、
やるべきメニューをたて、これらを実行するのは並大抵ではありません。
面倒だし、それをやったからといって来場者が劇的に増える訳でもありません。

変な話、かけた時間・労力・費用に対し、
その見返りはゼロに等しいかも知れません。だけど、やる。

そして、その積み重ねが素晴らしい客層を作っていくのだと思います。

よく飲食店も、
「店主の思うようにはならないが、店主のようには育つ」、と言います。

そういった意味でも、このような地道な作業は重要だと思います。

リーゼントに、サングラス、革ジャン、バイク、そして大音量のロックンロール・・・
以下の画像は、いっけん不良の溜まり場のような感じにも見えますが、
ここに登場する皆さんはそうした主催者の気持ちを理解され、
素晴らしい土曜の夜を作ってくれました。

そんな雰囲気に身を任せながら、
僕も気持ちよくシャッターを切らせて頂きました。

当日ご来場された方は、
「あ!俺みっけ」、とご自分探しをされるのも楽しいかと思いますし、
そうでない方は、「これがいま中津川で盛り上がりつつある地下組織なのか」、
と認識していただけたら幸いです。(苦笑)




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161号でもご紹介しました
三河の Rock'n Roll チーム/ストレイツのみなさんも駆けつけ只今準備中。

このあと挨拶を交わし、僕はビールを飲んでいると
準備の整ったTAKA氏がウォッカ(ジンだったかな)をロックでぐびぐび呑んでて、
思わず僕は、「い、いきなりロックで?」と聞くと、
「そう!ガソリン入れないとっ!」、と言い残し、
ハイテンションでステージ前で踊り始めました。

しかし、こーちゃんのシャツすごいね、総ドクロ柄!えーわー



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まるで東京浅草・雷門の風神/雷神の如く、
毎回ステージ両サイドに据え置かれる昭和時代のバイク2台。

それは主催者・寺西氏の個人所有のものであったり、
バイク仲間に依頼して展示されているものもあります。

毎回いろんなルートで、いまや絶滅危惧種ともいえるバイクたちが
このイベントのマスコットとして活躍しています。

「バイクとロックンロールは切っても切り離せない」、
と氏が常々言われてみえる理想が具現化されています。

 

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Shout ! のことを語れるほど、彼らのステージを拝見したわけではないのですが、
とにかく毎回安定したプレイを披露してくれます。

おそらく僕らの知らないところでのご苦労はあると思うのですが、
傍から見ているぶんには分かりません。
いつものように古き良きロックンロールを聴かせてくれます。

飲食店に例えるなら、
ド派手な広告は打たず、一過性のブームにも流されず、
自分のスタイルを崩してまでお客さんに喜んでもらう事をせず、
好きなことが得意なこととなる方向性で労力と能力を使う・・・といった感じでしょうか。

素晴らしき安定経営ロックンロールバンド、Shout ! さすがです。



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このイベントのレギュラーDJ/RUPPI 氏。
軽妙なトークで盛り上げるというスタイルではなく、あくまで黒子に徹し、
ひたすら場内を沸かすため選曲とツナギに集中されています。

曲目はその日の客層や、雰囲気などから察し、
膨大なストック音源の中からその瞬間にピッタリ合った曲をぶっ放してくれます。

飲食系に例えるならズバリ、「ダンスフロアのソムリエ」。

初登場のkato 氏もごきげんな選曲ありがとうございました!

 



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今回は場内禁煙というスタイルで行われました。
このイベントの特徴として家族連れが多いので、英断だと思いました。
おかげで服や髪にタバコ臭が染み付くことなく快適に過ごせました。

んなわけで、この即席テントの下で一服を楽しんでみえる方が多し。
あらためてこれが有るのと無いのとではえらい違いだな、と思いました。



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このイベントのために結成された Chika & Big Boys 。

ボーカルのChikaちゃんは持って生まれた才能を遺憾なく発揮し、
初ステージとは思えないリラックスした雰囲気で場を盛り上げてくれました。

前にも書いたかも知れませんが、僕はこのOSAMU氏のベースが大好きで、
狂ったように体を揺らしながら、カチカチに硬く巻き上げられた弦を
ピックがあっという間に削れてしまうくらいの勢いでカッティングするさまは、
う〜むこれぞロック!!と思います。

僕はジャズに関しても、スコット・ラファロみたいに硬質なスタイルが好きで、
逆に、どんな曲でも、誰と組んでも無難に弾いてしまう
ポール・チェンバースには物足りなさを感じます。

久しぶりにドラムを担当することになった茂兄も
最初から最後までエネルギッシュに叩いてくれましたし、
ISHI-ROCK 氏のギターも冴え渡っていました。

このバンドを飲食店に例えるならば、
みんなの好きを持ち寄ってはじめた共同経営、「雑貨カフェ/C.B.B.」
只今オープニング記念としてChika のオリジナル携帯ストラップを進呈中!

といった感じでお願いします。


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おとなり恵那市で活躍中のキポンズ。

このイベントで最もチケットを売ったバンドということもあって、
演奏が始まると多くのファンが前へ押し寄せいっきにヒートアップ!
単独ライブの行うほどの人気と実力をこの目でしっかりと見ることができました。

メンバーの多くが僕と同じ世代らしく、
'80年代のジャパニーズ・パンクの洗礼をしっかり受けているなあと実感し、
共感しました。

全曲メッセージ性の強いオリジナルで、
ボーカルのYokkun 氏が感情をむき出しにして唄う勇姿と、
息の合った重圧なサウンドが、多くの人を魅了するのだと思いました。

飲食店に例えるならば、
オリジナル・スパイスの利いたカレーショップ「キポンズ」。
カリスマ店員があなたの人生にホットなスパイスを加えてくれます!

みたいな感じで如何でしょうか。



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まずバンド名が秀逸。Lily & Backyard Wrecord ってカッコいい。

あとは客観的にみて、ボーカルのリリーの圧倒的な存在感に対して、
その他のメンバーとの相性が素晴らしく良いなあと思いました。

客席から見ていて、メンバー全員がステージに立った時、
統一感あるなあ、と感じるバンドはなかなか少ないので好感が持てました。
頂いたデモCD、あさ店を掃除する時に大音量で聴いています。

本当はもっと撮りたかったのですが、ここ最近のハローロックナイトは、
中盤あたりから来場者の数がどっと増え、最前列のみならず、
撮影ポイントとなる場所には所狭しとお客さんが林立しています。

さすがにその前に立ちはだかってシャッターを切るのは気が引けるので、
「あー今のショット欲しかったな〜」、と思うことが多いです。
まあイベントとしてはとても健全な姿なのでOKなのですが。(苦笑)

飲食店に例えるならば、
私たちが自信を持ってお薦めするセレクト・フーズ・クラシック、「LILY'S」
美と健康を追求するビタミン・ロカBリーが体の内側から効きます!

みたいな感じでお願いします。

 

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これは僕自身も感じましたし、その他大勢のお客さんも同じように感じたようです。

「今回の豆ブギの演奏は過去最高の出来じゃん!」、という事。

久しぶりにボーカルのTAKASHI 氏が復帰し、
5番手という、かなり場内が盛り上がった中でのステージでしたが、
それをさらに昇華させるような見事な演奏でした。

彼らの演奏曲はマックショウのカバーが多いのですが、
完全に自分たちのモノにしてやってくれました。
さすがハローロックナイトのレギュラーバンド!といった感じです。

飲食店に例えるなら、
確かにマクドナルドとかってスゲーなって思うけど、
やっぱ俺たちは'80年代のロッテリアとか、スワローハンバーガーが懐かしい!
♪スワロ〜ハンバーカ〜、スワロ〜シェ~イク、立って食べてもスワローよー!
※わからない方申し訳ない。

アメリカ文化をいったん日本風にアレンジすると、
よりいっそう美味しくお召し上がり頂けます!みたいな感じかと。

ズバリ、懐かしのファーストフード 「豆80's」

TOMOMI 氏、こんな感じで宜しくお願いします。

 

 



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ほとんどの来場者にステッカーやオリジナル缶バッジなどがプレゼントされますが、
それ以外にもチケットの半券のうらに番号が書いてあり、それでビンゴ大会が行われます。

景品は豪華多数・数十点はあったと思います。
すべての景品提供者は日ごろ何らかのかたちで寺西氏にお世話になってみえる方が多く、
僕も当店で使っている天然酵母の食パンを4斤、出させて頂きました。

その他にも激レア・スニーカーや、数え切れない程たくさんのTシャツや、
雑貨・食品などが、次々と来場者の手に渡りみなさん大喜びでした。

 



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HITOMI嬢、(&TAKA氏)
今年の正月にご来店頂いたそうで誠に恐縮です。
たまたま僕が消防団の出初式に参加しておりまして休業中とのことで
本当に失礼致しました。今回はお土産まで頂きまして、ひたすら感謝感謝です。

次回お会いできる時には、(来月かな?)
今まで撮った画像を写真にしてプレゼントさせて頂きますので宜しくです!



 





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トリをつとめたSoul of Liberty 。さすが貫禄のステージでした。

有難いことにボーカル&ギターのOkinaga 氏は、
幾度となく僕の前まで来てくれてシャッターチャンスを作ってくれました。
しかし彼は超がつくほど人気者なので、瞬時にファンの方も連動し、
結果的に僕は端のほうへ追いやられます。(苦笑)

ベースのEmiちゃんに至っては、
とてもじゃないけど近づける状態ではなく
かろうじて1枚を撮るのがやっとでした。
(3枚くらい上の画像)
(なんとか苦労して撮った感じが伝わるかと・・・)

で、流れ流され、ドラムのTAKESHI 氏の前に陣取った僕ですが、
そのまま身動きがとれない状況に陥り、この時点で撮影は諦め、
あとは周りにいた人たちと肩を組んで飛んだり跳ねたりの大騒ぎとなりました。

その後、何気なく後ろを見ると
寺西氏の娘さんとそのお友達が、人垣から食い入るように観ていたので、
こりゃいかんと思い、陣地の入れ替えを申し出て彼女たちに最前線を任せます。

異常なまでの盛り上がりと、かなりの長丁場となったステージに、
後半ボーカルのOkinaga 氏がバテ気味のようでしたが(無理もない)
それでもきっちりファンの要求に応え、このイベントをカッコ良く締めくくってくれました。

飲食店に例えるなら、
行列は覚悟だけど、それだけの価値はある、「魂の鉄板焼き屋・三ツ星」
ぜひ、最前列で汗をかきかき思う存分召し上がれ!

 

 

 

 



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今回はじめて打ち上げにも参加しました。

会場はそのままで、料理は(本店)マジョリカから運ばれてきます。
さっきまでステージに上がっていた人々と同じ卓を囲むのは不思議な感じですが、
みなさん程良い疲労感というか安堵みたいなものが感じられ、終始リラックスしたムード。

ふだんこの時間(夜の11時過ぎ)だと僕は完全に夢の中なので、
うつらうつらしていましたが、それでも何人かの出演者とお話できました。

で、いよいよ意識がもうろうとしてきて、やばいなあと思い始めた頃、
毎回恒例らしいのですが、第二幕とも言える「ユッタ・ショウ」が始まりました。

出演者の方ではないのですが、
このイベントには欠かすことの出来ない重鎮として知られる
ユタ氏のマイクパフォーマンスです。

今回は、元アイドル・田原俊彦のモノマネで大爆笑。
さまざまな倫理面において、とても文章化できる内容ではありませんが、
疲れた土曜の深夜、このあとを引くどーしようもない笑いはクセになりそうです。(苦笑)





そして翌朝、寺西氏から昨夜のお礼の電話を頂き、
「これからみんなでモーニングに行きますんで宜しく!」、と粋な計らい。

Soul of Liberty の Okinaga氏/ Emiちゃん/ TAKESHI 氏
Lily & Backyard Wrecord のLily 嬢/ Hirao氏/ Hayato氏
DJのRUPPI氏 & kato氏、そして寺西氏。

そのあとに、Shout! の Tomomack氏がご家族と一緒にご来店。

いやあ嬉しかったですね。有難うございました!

彼らがよく使う単語の中に”ファミリー”というのがあるのですが、
今回なんとなくそれを体感することが出来ました。




ハローロックナイトではないのですが、
来月(7月23日・土曜日)にクロネコナイトという同様のイベントがあり、
今回はそちらの方も寺西氏が主催されるとの事。
くわしくはこちらまで。

只今前売りチケット発売中でして、
ご興味のある方がみえましたら僕が手配できますのでお気軽に声を掛けて下さい。
もちろん僕も伺います。

 

 



 

 



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先日、久しぶりにレコードを回してみようと思い、
棚を漁っていたらこんな懐かしいものが出てきました。

1978年に全米No.1アルバムを記録した
リンダロンシュタットの『Living In The U.S.A.』。

さすがに今聴くとサウンド的に懐かしさよりも恥ずかしさが凌駕しますが、
このジャケットの見開きはなかなかのものです。

たぶん海外には今でもこうしたバールというか
ダイナーみたいな店が沢山あると思いますが、日本では無くなりつつあります。
それに変わるのがコンビ二なのかも知れません。
いわゆる「ドライブイン」といった類いの店は前時代のものとなりました。

今の僕の人生では、Cafe Adrenaline でそれなりに楽しませて頂いておりますし、
これが自分の役目だと思っていますが、もしもう一回、20歳代からやり直せるなら、
(尚且つ、財政的に毎月軽度の赤字でもやっていける恵まれた環境にあるならば・苦笑)
こんな感じのゆる〜い飲食店をやってみたいですね。

っていうか案外、名古屋時代のアドレナリンってこんな雰囲気だったよね?

覚えてる人、レス宜しく!(笑)


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Cafe Adrenaline / 水野雄一






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