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web Cafe Adrenaline vol.166
2011-3-17 (木) update
since 2000




それでも希望を
東日本大震災について
被災された方の今後の幸せ、一日も早い復興を心よりお祈りします

Cafe Adrenaline / 店主・水野雄一 ならびにスタッフ一同

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地震が起こった2011年3月11日 (金)14時46分、
アドレナリンには4名、2名、5名/合計11名のお客さんがみえました。
従業員は、僕とかみさんの2名。

どこにでもある金曜日の昼下がりの風景で、
気のあう幾つかのご婦人グループが談笑されていました。

僕は、ご来店されたばかりの5名様のオーダー(ケーキセット5つ)
のドリンク(ホットコーヒー3個/カフェオレ1個/ココアビター1個)
に取り掛かっていました。

まずココアを作るべく、
片手鍋にミルクを入れ、カカオパウダーをスプーンに2杯入れるのですが、このとき
一杯目を入れる瞬間にグラッときたようでカカオパウダーを全部こぼします。

はじめは自分のミスだと思い、あーいかんいかん、などと思いつつ、
あわてて二杯目を入れようとしたら今度は自分の足が一歩動いてしまい、
また全部こぼしてしまいました。

その瞬間に全身に揺れを感じ、
客席をみると照明器具がぶらんぶらんしており、
「あ、あ、地震、地震・・・」とお客さんが小声で言ってみえました。
この時の揺れは、横にゆっくり動くタイプのもので、
まるで大型フェリーに乗っているような感じした。

もちろん地震だとわかったのですが、
ドーン!と激しく揺れがきたり、柱がメキメキーッ!といったものではなく、
とにかく、大きく、ゆっくり、動いている感じで、
これ以上揺れが激しくなったら作業を中断しようと思うくらいでした。

恥ずかしながら、そのうち収まるだろうと思い、作業を続けていました。

しかし、その間も揺れは収まらず、
たぶん数十秒くらいだと思うのですが、やはり仕事に集中できませんでした。
無理もありません、なんてったって床が大きく動き続けているのですから。

このときのお客さんの反応は、ちょっと怖いなという表情でしたが、
自ら窓を開けて避難路を確保して下さる方や、
携帯電話で家族へ安否の確認したりで、比較的落ち着いた様子でした。

そうこうしているうちに揺れは収まり、
僕もすべてのドリンクを仕上げ、お客さんに提供し終わり、
先ほど作業台の上にぶちまけたオランダ産のカカオパウダーをふきんで拭き取り、
やれやれ・・・と思ったところで次の余震がきました。

このとき思ったのですが、この手のタイプの揺れは、
ゆ〜っくりフェードインしてきてゆ〜っくりフェードアウトしていくので、
とても余韻が残りやすいのです。

なので余震がくると、一発目の揺れの感覚と重なり、
なんだが船酔いみたいな感じになります。
尚且つ、それが長かったので余計に気分が悪くなりました。

ましてお客さんは飲食をしている最中であったため、
大丈夫だろうか??と思い様子をみていましたが、そこはさすがご婦人、
なんだかんだ言いながらぺロリとたいらげてみえます。

と、そのとき!
その中のひとりのお客さんが携帯を見ながら言った一言に凍りつきました。

「東北地方でマグニチュード7だって!」







これは大変な事になったぞ、と思いました。




 

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ただし、そのとき思った「大変な事になったぞ」、というのは、
僕の想像をはるかに超えたものでした。

その後、テレビの報道をみて絶句しました。

たぶん多くの方がおもわれたと思うのですが「まるで映画のみたいだ・・・」、
という、現実的にはありえない、あってはならない光景でした。

現在(3月15日)の情報では、マグニチュード9.0に修正され、
国内の死者・行方不明者は1万人以上になるだろうと予想されています。

福島県では、東京電力/福島第一原発が放射能漏れを起こし、
多くの近隣住民が被爆し、それにともなう供給電力の低下により、
関東エリアで”計画停電”を行っているそうです。

ただ、この計画停電に関する情報伝達が徹底していなかったため、
都市部では大混乱。
&
原発事故に関しても、政府の対応が遅れ、
それどころか東京電力そのものが事故の状況を把握できていない、もしくは、
正確な情報を公表していないのではないか?という疑いの目で見られています。

また肝心の被災者に対する救助・捜索などは、
陸路が寸断されているため難航しており、

仮に救助されても、病院そのものが崩壊していたり、
搬送されても空きベットが無かったりして冷たい廊下に寝かせられたりと、
もうめちゃくちゃです。

救援物資も同じく、全く足りていないようで、
とある避難所にいる600人に対し、
おにぎりが100個しか配られない、といった報道もされていました。




もちろんこれは誰もがはじめて遭遇する事態ですし、
普段からシュミレーションをしていたとしても
明らかにそれを超える規模の地震/津波だったと思います。

まして東北〜関東地方にかけてという、
とんでもなく広範囲で起きた同時多発的な災害に対して、
お世辞にも上手く機能しているとは言えない政府首脳陣らが
適切な対応などしてくれるはずもありません。

もちろん彼らも一生懸命だと思うし、
不眠不休で尽力しているとは思うのですが、会見などを見る限り、
「まず、こんなに覇気のない人たちに、この未曾有の事態の旗振り役ができるのか?」、
という印象が、より国民の不安をあおっているような気がします。

それでも気持ちを切り替えて、とりあえず今は、
各自がやるべき事/やれる事を1つづつやるしかない状況としか言えません。
それが節電だったり、募金だったり、直接現地へ赴いてのお手伝いだったり、
いろいろあると思います。

また、今回の件で、
防災に対する意識を(僕も含め)多くの人が持ったと思うので、
それを今後の生活に反映していくことが大切だろうと思います。

現時点では、現在進行形の災害であり、
まだまだ被害の全容が明らかにされておりませんが、
とにかく今、ここで僕が書けることはこれくらいです。


亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、
被災地、ならびにその周辺地域の方々に一日も早い
普段の生活が訪れますことをお祈りしております。










Cafe Adrenaline / 水野雄一








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