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web Cafe Adrenaline vol.149
2010-10-01 (金) update
since 2000



それぞれに、それぞれの

今年もO.P.E.N.ご一行様がお越し下さいました の巻







比べてもしょうがないのですが、
こうして各国の、設計思想の違うクルマが一緒に走りつつ、同時に、
自分が運転するクルマとの違いを感じながら、いろんな想いをめぐらせる・・・
それが醍醐味だと思います。

いろんな想い、

それは子供の頃、教室で感じたのと似ているかも知れません。

勉強面ではパッとしないのに足だけはダントツに速かったり、
勉強も運動もからっきしダメなのにそのキャラを武器にクラスの人気者になったり、
とんでもなく裕福な家に育ちながらも、いつも不機嫌で友達が少なかったり、などなど。

クラスメートのもって生まれた環境や、個性という素晴しさに感動し、嫉妬し、
かと思えば、一般的には負の要素として思われている部分を背負い込んだクラスメートに対し、
気の毒と思う反面、自分でなくて良かった、という人様には言えないエゴもあったりします。
上を見ればキリがないし、下を見てもキリがない、という残酷さを、
光と影のように見てきたと思います。

子供の頃は、それが無いものねだりというコンプレックスとして立ちはだかりますが、
大人になると、もって生まれた才能をいかんなく発揮して生計をたてている人なんてそうそう居ない、
という現実を目の当たりにしますし、それどころか、昔ぜんぜんパッとしなかった子が、
今じゃキラ星の如く輝いて、世の中を颯爽と歩いている、なんて話も耳にします。

いろんなケースを聞くにつけ、要は本人の努力次第じゃないか?
ものにもよるけど努力次第でゲットできるものもあれば、失ってしまうものもあるんじゃないか?
表面上、人にはいろんな付属品がついてまわるけど、それは一過性のものじゃないか?
たとえそれが、幸せな生活であれ、クルマであれ・・・

隊列の一員となって、風を感じ、ハンドルを握り、
夢心地でアクセルを入れ、クワアアアアアアアーンと雄叫びを上げつつも、ふとした拍子に、
そんな、「興醒めなくらい現実的なことを考えている」、なんてことは無いでしょうか?

今、目の前の光景は確かに現実だけど、それは必ずしも永遠ではない。
メルセデスのオーナーだって時間が経てばメルセデスのオーナーじゃなくなることだってある。

しかし、自分のオーナーは生涯自分なわけで、こちらは永遠である。(現世の限りにおいては)
そう思うと、あらためて、オーナーありきのクルマ趣味なわけで、なんだか知らないけど、
「おいおい自分、こんな事してて良いのかあ?」、って思う時ありません?

・・・僕はあります。(苦笑)






























































みなさん、有難うございました!

Cafe Adrenaline / 水野雄一









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