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web Cafe Adrenaline vol.127
2010-3-12 (金) update
since 2000


着々と・2
(僕以外の・・・)素晴しき男達の作業風景/3月2日〜9日までの記録


前号からの続きです。

今回の駐車場コンクリート化計画、けっこう悩んだのが、入り口わきに植えたアイビーの処遇。
まあ、とくにこれまで手入れもせず、放ったらかしだったのですが日々成長しておりました。

入り口にはミドリがあった方が良い、とは思うのですが、ここは別の使い道がしたいと考えており、
ま、反対側の芝生は残すんだからいっか、ということでここのアイビーは撤去することにしました。

とはいえ、一旦、幾つかのプランターに移植し、後日、活躍の場を与えたいと思います。

■一般論とは言えませんが、このように四方をミドリに囲まれて生活しておりますと、
室内のどこに居てもミドリが視界に入ってきますし、どこからともなく大量の雑草が進入してきまして、
そりゃあもう4月〜10月(つまり半年間)までは、暑かろうが、体調が悪かろうが、草刈り作業に追われる日々です。

なので同じ境遇にある人とは、「ホント戦いだよね」、と草刈り談義に花が咲きます。
とはいえ、自然のミドリが我々人間の心に癒しを与えてくれるのは間違いないわけでして、
無造作にバンバン生えてくる雑草は退治する反面、どこか身近な所に美しいミドリを置いておきたい、というエゴもあって、
変な話、雑草とは紙一重の品種の種を買ってきて、蒔いて、育て、発芽したら喜んで、せっせと水をやる、
・・・とまあ、ああ、なんと人間は勝手な生き物なんだろう、とも思います。

■ようやく具体的な工事日程が決まり、お客さんにお知らせ/下図参照
しかし、ここ数日の天候が良くないため、ひょっとしたら18日 (木)は養生のため休業にするかも知れません。
コンクリートの硬化次第なのでなんとも言えませんが、直前(前日までに)にBBSにて報告させて頂きます。

■非常に手間が掛かりましたが、今回の工事、生コン以外の資材はほとんど自分で集めてみました。
少しでも自分のイメージに近づけようと思うと、資材一つ一つの色や、カタチ、風合い、
などを自ら判断しないと成立しないので仕方ありません。

下のレンガは、入り口の両サイドに積むための物、その数およそ50丁。
右下の箱の中にあるのは、アンカーボルト約40本。

■下図/とりあえず断腸の思いで、すべてを撤去した状態。
予定ではここにベンチでも作って、お客さんに一服して頂こうかと・・・
昨年から実施しました店内分煙ですが、愛煙家のみなさん本当にご協力頂き、
オーナーとしましては日ごろの感謝の気持ちを込めまして作らせて頂きます。おたのしみに!

■下図/とりあえず仮設の入り口を用意しないといけないので、柵を取り外します。
本来ここは、店内に鎮座しているベック550スパイダーを出し入れするために、
分解可能な造りにしてもらっています・・・が、このようにそれなりの道具を必要とします。
(これが出不精となる要因か・・・苦笑)





■下図/250枚ものワイヤーメッシュをつなぐための結束線と呼ばれる針金。10束で1000本。
普通の人は一生買わないモノだろうし、僕もこの機会がなければ絶対買わないというか、存在すら知りませんでした↓

■とにかく雨多し、3月6日 (土)早朝、通称/バラスと呼ばれる下地用の砂利が2トン届く・・・の図↓




















工事1/新築の時に、外の水場くらい作っておけばよかったのですが、
ライフスタイルも決まっていない状況では具体的なイメージができず、
変な所に作って、結局使いづらいでは困るし、で今まで保留できました。

工事2/経験のある方は解って頂けると思うのですが、
「じゃあどこまでコンクリートにする?」、という問題に直面します。
この場合「大体で良い」では答えにならないので、明確な指示をしなければなりません。
予定では、純粋に駐車場のみだったのですが、実際にその場に立ち、ここまでがコンクリートで、
こっからが土になります、と提示された段階でハタと気付くことがあります。これはちょっと変かな?と、そんな感じです。

工事3/基本的にアドレナリンの建築は大雑把に作ってありまして、あとは様子を見ながら、必要に応じて、
その都度カタチを変えていけば良いというコンセプトなので、店舗入り口もとりあえず暫定のまま今まで使ってきました。
店舗入り口の両サイドにある軒下スペースも、将来的には客席、もしくは道具小屋にでもしようか考え中です。


■3月8日 (月)
さて、雨が上がったのを見計らって、いっきに作業を進めます。

ここからは下手に僕が解説を入れるよりも、画像だけを見ていただく方がインパクト大ですのでご覧下さい。

建築土木に詳しい方なら、ふむふむ、と思っていただけると思いますし、
そうでない方には、なんだか知らないけど、この人たちスゲー!と思って頂けると思います。










朝8:00〜夜6:00過ぎまで、
肉体労働という名のもとに繰り広げられたアーティストたちの作品・・・





































































■この日の気温は、もっとも高い昼でも7℃、夕方になると4℃以下という極寒の中で行われました。

仕事の合間を縫って、僕は撮影しましたが、当然バリバリの防寒着でしたが、
おっちゃん達はペラペラなジャンパーを羽織る程度です。

全体の動きを見ていると、とくにキビキビ、サクサク仕事をこなす、といった印象ではないのですが、
(僕が言うのもおこがましいのですが)、動作に全く無駄がなく、次の一手、さらにその先のことを考えながらやっている感じでした。

終始くわえタバコで、ゆったりと手先を動かし、そばに立つ僕と談笑しながら、「あ、あそこ凹んでるな」、
と言っては、おにぎり大くらいのセメントをすくってポーンとそこへ投げ、コテで数回なでると、「OK直った」、
と言って進んでいきます。そんな光景を何度も見ましたが、あまりに微妙すぎて僕には全く凹みがわかりませんでした。

なんと言いますか、僕の目の前で繰り広げられているのは、まさしくイリュージョンであり、どえらい勢いで見続け、
質問攻めをするので、そのたびに嬉しそうに答えてくれました。

ただし、店内は常に20℃以上を保っており、外へ出たり入ったりするうちに僕は体調を崩した風で、
その日の夜は早々にベッドにもぐりこみます。

しかし、夜9:00を回った頃でしょうか、また外で、おっちゃん達の声がし、作業灯が光っています。
もちろん、このことは事前に聞かされておりました。

「水場の所はコテ仕上げにしておくからさ、ある程度硬化した今夜あたり、
もう一度来て仕上げに来るから。 あ、水野くんは寝てていいから」、と。

残念ながら、どーやっても起き上がることは出来ませんでしたが、
おっちゃん達の仕事に対する熱意を思うと、なかなか寝付けず、
結局帰られた後もしばらく真っ暗な天井を見つめていました。















■しばらくの間、こんな感じの仮設入り口となり、
何かとご迷惑をお掛けしますが宜しくお願いします。

あと、現在、かなり駐車場内の凸凹が激しいため、
車高の低いクルマでのご来店は控えられた方が賢明かと思われます。

ご不明な点がございましたら、0573−78−2025、当店までお問い合わせください。



Cafe Adrenaline / 水野雄一






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