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web Cafe Adrenaline vol.66
2008-7-26 (土) update
since 2000


2008 暑中お見舞い申し上げます

客商売の僕がこんなこと言うのもなんだけど、
こんな暑い日はヘタに外出しないほうがいいんじゃない?って思います。(笑)












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〜My handmade tableware shelf〜





先日、厨房内にあった食器棚の一部をリニューアルしました。

比較のためにリニューアル前の画像があると良かったのですが、
今回は(も?)、何かに突き動かされるかの如く、一心不乱に作ってしまったので途中経過はありません。(笑)



たぶん・・・ですが、当店の食器は比較的”長寿”だと思います。
理由としては色々あると思うのですが、最終的にはスタッフが丁寧に扱ってくれるおかげだと思っています。

なので、”割れて減る”、ということは無いのですが、
あくまで僕の気分転換として、たまの買い物などで「ビビビ!」ときたものは、
その場で20枚30枚と買ってしまうので在庫は増える一方です。

なのでその都度、「この子たちはしばらくお休み」、とか言って、
今まで使ってきたものを洗って、一枚づつ新聞紙に包んで、2階の倉庫で保管します。
レギュラー交代です。

で、しばらくして倉庫でゴソゴソやっていると、昔使っていた皿やグラスが出てきたりして、
「うおーなつかしいいいー!今見ると逆に新鮮じゃん!」、とか言って晴れてレギュラー復帰することもあります。




5年前に作ったものは、「とりあえずオープンに間に合えばいいや!」、
みたいな感じで作ったので、材質、強度、デザインなど、超テキトーでしたし、
「これがここにあると楽チン」みたいなデータも無かったので、結果、あまり満足していませんでした。

また、当時買ったばかりの電動工具の扱い方もよく知らなかったので、失敗の連続でした。
板に下穴も開けずにいきなりネジを打ち込んで、(しかもフルスロットルで)、パキッ!とよく割りましたし、
ネジのサイズも大・中・小くらいにしか用意しておらず、見た目も、強度も、雑な仕事だったと思います。

さすがにその間、(全くの独学ですが)学習しましたので、
長さ15mm〜75mmまでのネジのサイズをを5mm間隔で用意し、
その時々の状況にぴったり合ったネジを使えるようになりましたし、
「ここは強度的に75mmだろ」とか、「この状況なら50mmでもOKだろ」、みたいな感覚も身につき、
ネジを打ち込む時も、その状況に応じて的確なスロットル操作も可能となりました。

まさしく、習うより馴れろ、です。



リニューアルといっても、なんやかんやで80%くらいは新設計となりました。

ただしコストはそんなに掛かってないと思う。
材料はリユースしたものが多いので、全部で5,000円くらい。

ペパーミントグリーンの物体は、ほうき&ちり取りセット。(笑)
これで、ピザ生地を成型したあとに残った打ち粉を集めて捨てます。

数年前に100円ショップで買ったものだけど、
ブラシの硬さ/コシ/ちり取りのサイズ/持ち手の角度など、パーフェクト!

ピザ作りを、より衛生的に行なおうと思ったらコレは欠かせません。

あ・・・引き出しの部分だけ色が違うのは、ペンキが無くなったので・・・。ま、いっか。




ゴミ箱はこのように開閉します。マグネットでかちっと固定。

いざロゴを入れようと思ったら、きゃー!白ペンキの在庫が無いことが発覚!

けど、なんとなく買いに行くのも面倒だったので、使い古して干乾びた白ペンキの缶にシンナーを入れ、
無理やり、伸ばしに伸ばして描いた結果がこれ。(笑) にじむわ〜

濃度が薄いペンキでー、目の粗いベニヤでー、細かい文字でー・・・と、
劣悪な条件が揃いましたが、それでもめげずに書き上げました。 いちおう国家資格レタリング検定3級 (恥ずかしい)



パスタ皿はここにも収納。

案外ここは通気性がよく涼しいので、にんにくも同居です。



陶器のツマミ。

まあ100円ショップで売られているようなプラスチックのやつでも良かったんだけど、
なんとなく陶器にしてみました。1個400円くらい。やっぱ、いーわ、握った感触が。(笑)



あまり出番はありませんが、この子たちはここに陣取ります。

パイ皿はけっこう使うけど、
横長の大きい皿は、団体予約の時のオードブルなんかに使います。



ここの壁面の裏には骨組みが少ないため、こうしてベニヤ板を打ち付けて、
下記画像のような棚を固定させます。

チェックの柄ですが、予定では4段でいくつもりでしたが書いている途中で
「なんか4段だとクドイな」と思い3段でやめました。
なので、よーく見ると下書きの4段目が見えると思います。(笑)

スイッチカバーはいったんバラバラにして、このように付け直しました。




たぶん素人がやる木工で一番難しいのは、意外とこのような状態の棚だと思います。

重さが数十キロの物を、足なしで固定するのは結構な勇気が要りますし、
ある程度の強度計算みたいなものが必要になってきます。

収納するものが本みたいに”落ちても割れないもの”なら、それほど神経質にならなくても済みますが、
食器などのワレモノは大惨事につながりますので、テキトーというわけにはいきません。

かといってガチガチに補強しまくるのは見た目にすっきりしません。

なので僕は、

”最大限の効果が得られる補強を、最小限にとどめる” というスタンスこそが、
”最もプロっぽく見える技であり、品格ある仕事”

だと考えてます。

切ったり、張ったり、というのは道具さえあれば誰でも出来ますが、
それらを組み立てるのは、何百通りものパターンがあり、
その中からどんな方法を選ぶのか?

それらは作る人にゆだねられます。






あ・・・・これって子育てや人材育成なんかにも共通してない?














Cafe Adrenaline/水野雄一








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