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Vie de l'hiver
※フランス語で”冬の生活”という意味。・・けどなんでフランス語やねん！
答え/なんとなく冬のフランスに行ってみたいから。(笑)

今、店の北側はこんな感じで凍っています。

農閉期はここに水が流れることは少なく、
たまにポンプのコンディションを保つために流す程度なので、
早朝、このようにシャッターを押す音だけが辺りに鳴り響く、そんな静かな世界です。

今のところ、雪が降り積もるような”冬らしい冬”ではありませんが、
それでも、北側のいたるところで、冬のアイスショーが見られます。

休日の午前中、「今日は何もしないで家でごろんとしよう」と思い、
リビング/窓側の陽の当たっている部分にクッションを敷き詰め、寝転んで本を読んでいると、
なぜか？以前から気になっていたウッドデッキ表面の塗装の剥げた部分が視界に入ってきた。

と、その瞬間、僕の脳から「塗り直せ！」との命令が。(笑)
仕方なく・・・「そうか今日はそういう日か」と読書をあきらめ、ニット帽をかぶり、軍手をし、
塗料のオイルステン、シンナー、刷毛、を持って現場へ。

空気は冷たいが、快晴/無風/この日に限って洗濯物ゼロ、
こんなに好条件が整ったのもめずらしい。
ほんと、今日塗らずしていつ塗るんだ？ってくらい素晴らしい冬のペンキ塗り日和。

まず、ほうきでデッキ表面の砂や枯葉を掃き、
たぶん陽介が付けたであろう泥汚れを、ぬれ雑巾で丁寧に落とし、いざ開始。

(あ〜しまった、この状態の画像を残しておくべきだった！)

横幅1m80cm、長さ10メートルという広さのデッキを、端から、無心で、ひたすら塗っていく。

40分後、こんな感じに仕上がりました。土足で踏むのがもったいないくらい美しい。
けど、こ、腰が痛い・・。

新築から約4年半、まったくメンテナンスせずだったので、けっこう痛んでましたが、
これで少しはマシになったかな？と思う。ほんとは毎年やるといいんだけど、なかなか、ね。

これは昨年の11月に植えた玉ねぎが2ヶ月でここまで成長しました。この春に収穫予定。

越冬のため、土の表面に近所の農家から頂いた「もみ殻」をかぶせて布団代わりに。
こうすることで霜からの冷害を防ぎ、また雑草の繁殖をおさえるという役割もある。

ホームセンターなどへ行くと、おなじみの黒いビニールシート(通称・マルチ)も安価で購入できるけど、
使った後のゴミ処理のことを考えるとちょっとためらう。

その点、もみ殻は、このまま土に帰って肥料にもなるし、なんといってもタダで頂けるのが有難い。
エコロジー&エコノミーの極み。・・と同時に、田舎暮らしを楽しむには、
近所とのコミュニケーションが不可欠ということも勉強させられる。

難点は、まるでスナック菓子のように軽いもみ殻を、畑に均等に蒔くのが大変なのと、
農家へもらいに行くときに、ボルボのトランクが派手に汚れること。(笑)

フランスじゃなくて、これはドイツのケルンで1975年1月に録音された
キース・ジャレットの超有名なアルバム「THE KOLN CONCERT」。

このレコードは10年くらい前かな？バーゲンで千円で購入したもの。
当然オリジナル盤じゃないし、ジャケットも粗悪でヨレヨレだし、盤質も良くなかった。
けど2枚組みで千円ならいーや、ちょうど聴いたこと無かったし、てな軽いノリで買ったけど、
いざ聴いてみるとピアノソロなのに、すっごく重厚で、繊細で、透明感があって、芸術的。

キース・ワールド全開！な内容です。

ちょうど今みたいなキーン！と寒い日の夕暮れに、ぬくぬくの室内で聴くもよし、
もしくは、通勤途中の朝、クルマの中で心をリセットするのに使うもよし。

とくに一曲目の26分15秒という大作(曲名は無いみたい/笑)の演奏には圧巻！








Cafe Adrenaline/水野雄一