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web Cafe Adrenaline vol . 28 2004 1-19 update since 2000
話は変わるが、我がユーノスロードスターが11年目に突入した。 走行距離/83,000キロ。 大して走ってないが、やはり寄る年波には勝てないようで、 あっちもこっちもお疲れさんである。 ハードトップの塗装面には、チリチリとクラックが入りだし、 タイミングベルトの交換時期もせまり、 純正ビルシュタインのダンパーは、2度目のオーバーホールが必要な状態だし、 パワーウィンドウのモーターなんか、明日とつぜん動かなくても不思議じゃないくらいヤル気がない。 それでも、そこそこ真面目に作られたスポーツカーだったんだな、と、 未だに思わせてくれるキレのある走りには感心させられる。 他を圧倒するような存在感や、カリスマ性、動力性能なんかは何ひとつないクルマだが、 貧乏だけど、そこそこのドライビングプレジャーを味わってみたくて、 荷物がある程度積めて、丈夫で、維持費もかからなくて、 しっかりエアコンが効いて、5ナンバー枠で、FRで、 うちのカミさんが(当時は彼女が)買い物に乗って渋滞にハマっても全然平気で・・・ なんて言い出したら、僕の場合このクルマしかなかった。 あの時、RX-7(FC)カブリオレ後期型、 外装:ブリティッシュグリーン、内装:タン革張り、 2年落ちの中古車と非常に迷った。 どちらも諸経費込みで300万円弱。 おいおい、あんた貧乏ちゃうやんけー!と思われるかも知れないが、 クルマ好きのお金の価値基準なんてそんなもんだ。 結局、新車でユーノスロードスターSスペシャルの契約書にサインしたのだが、 決定的だったのは、運転していて楽しかったのは、 いや正確には、自分の身の丈にあったフィーリングだったのがユーノス、 ついでに言えば、僕はひねくれもので、オープンカーなのにハードトップを装着したがるタチで、 ハードトップの設定があったのがユーノス、 そして、たまたま信号待ちをしていたら、 僕が欲しいと思っていたのと同じ仕様のユーノスが路肩に停まっていて、 そこへ黒のTシャツ&白のサブリナパンツ&グッチのバッグ(らしき)を持った ロングヘヤーの美しい30代前半の女性がひらりと現れ、ひらりと乗り込み、 右ウィンカーを出し、僕の前をスーッと出て、そのままスーッと加速していった。 とりあえず僕の気持ちもスーッと加速したのは言うまでもない。 クルマ好きの価値基準なんてそんなもんだ。
それでは、また! |
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