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web Cafe Adrenaline vol . 25+α

2003-11-21 update since 2000


モーニング悩み

早いもので、こっちへ移転してきて3ヶ月になる。

この3ヶ月間には、まったく予想していなかった出来事がいくつかあった。
まずオープンいきなり「モーニングサービスの要求」から始まる。
名古屋時代のお客さんなら、
「アドレナリンがモーニング?」と違和感を覚えるだろう。
私も同じだ。(笑)

しかし、こちらの常識では「喫茶店=モーニング」ということらしく、
・・・困ったな、と思いながらも、はじめの3日間は様子をみていたが、
それでも有難いことに一切の広告なしにも関わらず、
Cafe Adrenaline、とだけ書かれた怪しい看板を見て、
老若男女、おっかなびっくり、朝早くから来店され、
そして、ほぼ100%といっていいくらい、モーニングコール(?)を頂くという緊急事態へと発展。

事態を重くみた当局は、すみやかに対処することを第一の目標にし、
その後、時間を作っては、近所でモーニングが評判の店へ出向き、
「まずモーニングってなんぞや?」というところから勉強した。

たしかに昔ながらの「コーヒーを注文をすると、もれなくトーストとタマゴが付いてくる」、
という店も多いが、最近の傾向としては、プラス100円〜300円で、
ちょっと小洒落たプレートに、クロワッサン、ミニサラダ、etc、が盛られてくるのがトレンドのようだ。

私も、いざお客さまの立場になってみれば、せっかく新しい一日のスタートをきるのに、
たとえ0円でも、なんとも美味しくない学校給食みたいなパンと、
鮮度の落ちたシリコンみたいなゆで卵を、口に入れる気にはなれない。

誰の為でもない、今日一日、自分が頑張って働くための大切なエネルギー源なんだから、
気分良く、美味しそうなものを、美味しく頂きたいと思う。

元来、モーニングとは無関係な人生を送ってきた私だが、
この新天地で経験した、(思わぬ)さまざまなモーニングのスタイル。
ほお〜っ、と参考になる店もあれば、
ダメな見本のような店もあった。

いろいろ考えた挙句、当店が選んだ道は、
「ここでしか味わえないモーニングを0円で」というものであった。
つまり、「昔ながらの→もれなく提供」という方式で、
「最近のトレンドである→充実した内容」をサービスの両立。

さすがにコストの関係上、ボリューム満点とはいかないが、
天然酵母のバタートーストと、
手作りクッキー(もしくはケーキ)と、
自家製ヨーグルトが、
新鮮でドリップ仕立てのコーヒー1杯(400円)で味わえる。

おまけに、美しい景色を眺めながら、のんびりくつろいでいただき、
わざわざ遠方より来て下さっても駐車場に困ることは無く、
耳を澄ませば、頭上でJBLとマッキントッシュのコラボレーションの音が飛んでいる。

これは好みの問題だから、他店とのアドバンテージは十分とは言いきれないが、
アドレナリンならではのモーニングというタスクは果したと思う。

もちろん今後、可能な限りバージョンアップしていくつもりですので、
楽しみにご来店いただきたい。

しかし、ところ変われば、今までのスキルは通用しないんだ、
ということを身をもって思い知らされた出来事でしたな。(笑)








小麦酵房
Levain d’or/ルヴァン・ドォル

〜秋の味覚の食卓にお薦め〜



左から、
■自家製小麦の酵母を使った「クロワッサン」・・・・・・・・¥420
■自家製小麦の酵母を使った「ライ麦カンパーニュ」・・・¥420

ご注文はこちらへ パン通販/受付メール


もし、あなたの食卓に近々クリームシチューが登場する予定があるならば、
是非このパンと一緒に召し上がって頂きたい。

もし、あなたの食卓に近々ボジョレーヌーボーが登場する予定があるならば、
是非このパンと一緒に召し上がって頂きたい。

もし、あなたの食卓に近々焼きうどんが登場する予定があるならば、
是非このパンと一緒に召し上がって頂きたい。(とは思わない。)





現在、2004年版/Cafe Adrenaline ポストカード 配布中です。


これは、一段上がった個室の一番奥のテーブルから撮影したもの。
なかなかコレと思う構図が浮かばず困っておりまして、
ふと気が付くとデジカメの電池があとわずか・・・。

何を思ったか無意識にレコード棚へ行き、
マイルス・デイビスの1956年のLP「スティーミン」を片手に、パシャ!

直後、駐車場にお客さんのクルマが数台入ってみえ、
つかの間のポストカード撮影は終了する。

裏面には、公式印刷物としてはアドレナリン史上初となる
カタカナ表記「カフェ・アドレナリン.」を載せた。

理由は、こちらへ来て「なんて読むの?」との問い合わせがあまりに多く、
しかも口頭で説明しても、なかなか聞き取ってもらえず/(笑)、
(残念ながら?)7年間守り通してきたアルファベット・オンリーの表記にピリオドが打たれた。

まさに「苦肉の策」という感じだが、
実際には、今さらカタカナ表記を添えたところで、スラスラ読んでもらえる店名ではない。

と言うより、もともと読みやすさを最優先に付けられた名前ではないので、
どこまでいったって読みにくいに決まっている。

名古屋時代では、「じゃあ明日、夜11時にアドる?」なんて変換活用されてたらしく、
それはそれでアリだな、と思うのであった。(笑)



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