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■web Cafe Adrenaline vol.10■





今月、11月5日は、カフェ・アドレナリン・4周年記念ライブが行われる。なにいいい?ちょっとまてっ!そんな話、聞いてねーぞ!と思われる方もみえると思うが、残念ながらチケットは即日完売となってしまったため、宣伝活動をする暇ももなかったのである。どうか許して頂きたい。とはいえ、これから不定期ながらもライブはやっていきたいと思っているので、今回参加できなかった方は、また次回に期待して欲しい。

出演アーティストは、「misa X saikou」というピアノとバイオリンのデュオである。インディーズながら下のようなアルバムも発表しており、海外での演奏経験をもつ実力派だ。コテコテのモダンジャズではないが、世界各地で吸収してきたワールドワイドな音と、スマートな演奏をこころゆくまで堪能していただきたい。もちろんアドレナリンの料理と、ドリンクも彼らの演奏に花を添えることになる。秋の夜長、いつもと違ったカフェ・アドレナリン・を楽しんでもらいたい。

2000年11月1日/カフェ・アドレナリン・水野雄一



当日は、彼らのCDの販売も行う予定ので是非とも買って頂きたい!





■合コンでの意外な出会い■

先日、生まれて初めて軽自動車の試乗をしてきた!という話。



バブル経済崩壊後、日本が貧乏になってしまってからしばらく経つ。

いきなりこんな下りから書き始めるとちょっと憂鬱な気分になってしまうが、本当のことだから仕方がない。現時点での景気はまさにドン底といっていい。我がカフェ・アドレナリン・も御多分にもれず、昨年(1999年)は結構きびしい年であった。政治家達はみんな口を揃えて「あと3年後には回復するだろう」との見通しだが、はたしてどこまで信じてよいものやら。仮にそれが本当だったとしてもまだ3年もあることになる。・・・そう思うとやっぱり憂鬱だ。

が、しかし、これだけ長い不況が続くと、「それなりに、それなりの文化」が発達していく。いつまでもバブルの頃はよかったなぁ、などとぼやいていても始まらない。悪いなら悪い時なりの工夫が必要だ。そんな消費者の心理をうまいこと突いたのが、あの100円ショップであり、ユニクロだと思う。日用雑貨、衣類、食料品などといった生活必需品・消耗品などは、「これで十分!」と割り切って、自信を持って提案をする!またそれに共感する人も増えた。誰に見せるわけでもない、洗面器や掃除道具に1000円も2000円も使うくらいなら、余ったお金で他に欲しいものを買ったほうが賢い。洋服だって、憧れのブランドはあるにせよ、何から何までブランドづくめにすることも無かろう。ふだん家でゴロゴロするなら1980円のスエットで十分。もはや中途半端なモノを作っても売れる時代じゃない。高くてベラボーにいい品物か、安くてもちゃんと使える物か、どっちかしかない。安かろう悪かろう、なんて商品は問題外だ!結果的にムダ遣いに終わってしまうようなモノは、今の時代いちばん敬遠される。「それなりに、それなりの価値」がないとダメだ。

クルマについても同じことが言えると思う。もはやクルマなんてあって当たり前だし、かつてのステータス性なんてものはずいぶんと地に落ちたものだ。500万円という金額は今でも大金だと思うけど、500万円のクラウンやシーマを買ったところで別にエバリが効くわけでもない。まあ、もちろんエバる目的で買ってる人ばかりじゃないと思うけど、本当にそのクルマが必要だったのだろうかと思うことはある。デパートやホームセンターの駐車場で思うように車庫入れが出来ず、右往左往しながら、けっきょく疲れ果てて、決められた枠線より随分はみ出した状態でそのまま買い物に行ってしまう人。やむおえず路肩駐車をする際、車幅感覚がうまくつかめず、おもいっきり後続車の邪魔をしたまま停車してしまう人。・・・端から見ていて、そんなに乗りづらいクルマが今のあなたに必要だったのだろうかと思う。また、そこまでして乗らねばならぬ理由とは一体何なのか。ステータス性?それとも安全性?とにかくそんな光景に出くわすたびに心が痛む。

その昔、元F1ドライバー/アラン・プロストは、レースを終えた後、チームスタッフが用意したベンツのリムジンに乗るのを断り、スタッフが乗っていたルノークリオを借りて家まで帰ったという。なぜか。レース終了後の周辺道路は当然の如く渋滞する。だから小回りの効く、クリオで裏道を走ったほうが早く家に着ける。渋滞にハマって軟禁状態でふかふかのソファーより、オンボロ・クリオをかっ飛ばした方が疲れず、早く家に辿り着け、たくさんリフレッシュできる。そんな理由でプロストはクリオをえらんだ。

自分のライフスタイルと運転技術をかえりみず、でっかいクルマを購入し、思ったほどの快適性を得られていない人の話と、その逆のプロストの話。

高額商品イコール快適・便利なモノとは限らない。ゆったりとした走り、そして応接間のように広い車内空間を手に入れたまでは良かったが、日本の劣悪な道路事情を考えればそれが原因で不自由な思いをすることもある。本来クルマとは、行きたい場所にパッパと行って、パッパと帰ってこれる便利な乗り物である。バスや鉄道と違いめちゃくちゃ小回りが効く。だから私がクルマを普段の足として選ぶ場合、真っ先に考えるのがこの「小回りが効くか?」という点である。クルマなんて乗ってなんぼ、使い切ってなんぼだと思っている。せっかくの5000円・豪華幕の内弁当を食べ残してしまうより、400円の唐揚げ弁当をきっちり食べた方がぜんぜんイイ。


んなわけで今回は、400円の唐揚げ弁当、じゃなかった、軽自動車に注目してみた!ヴィッツでもなくカローラでもなく、軽自動車だ!恥ずかしながら、実は私も今まで軽自動車には全く無縁の生活を送ってきた。ショールームだって過去3回しか行ったことがない!しかも見に行ったのは、ホンダ・ビートと、マツダAZ−1と、スズキ・カプチーノの3種類!そんなふうだから、カプチーノの横に置いてあっただろう、セルボも、アルトも、ぜんぜん眼中になかった。(セルボ・アルトファンには申し訳ないっス!)

ところが最近になって、やたらと軽を街で見かけるようになったし、立派になったじゃないか!と思うようになった。信号待ちかなんかで、私の(ユーノス・ロードスターの)横に並んでくるワゴンRなんかは、威風堂々と言った感じだし、ホンダ・バモスなんかの後ろについた日にゃあ、前がぜんぜん見えないし、信号が青になれば、低速から炸裂するインタークーラーターボを武器に、バシューン!とナイスなダッシュもしてくれる!ぼやぼやしているとあっという間に置いてきぼりさえくらってしまう!「おたく、1800CCもあって何やってんですかぁ〜」と言われてしまう。だから混雑した街中では、随分と立派になった軽自動車くんたちに、ちょっとしたイジメにあっているような気がする。それくらい見た感じも、走りも立派になったというわけだ。

ここわずか2年くらいの間で、軽のレベルは恐ろしいくらい進歩した。それならばというわけで、先日ダイハツのショールームにいって「ネイキッド」を試乗してきた。発表当時から密かに気に入っていたクルマだ。ダイハツのセンスが光るいいカタチだと思うし、ベース車輌も売れすじ商品・「ムーヴ」というところも安心感があってたいへんよろしい。そして意気揚々とショールームに入り、「ネイキッドを試乗したいんですけど」と言うと、「申し訳ありません、只今、市内に出て行っておりまして、しばらく戻ってこないのですが・・」とがっくりな返事。・・・うーん、しょーがない。「じゃあ、ムーヴは乗れますか?」と聞くと、「はい、すぐに御用意します!」と言って用意してきてくれたのは、、バリバリのフル装・ヤンキー仕様のムーヴ・カスタムだった!

内心、「うげ〜、まじかよぉ。こりゃちょっと恥ずかしいっすよお〜」と思いながら、乗ってみた。バックミラー越しに映ったショールームのおねえちゃんの笑顔は、「気をつけていってらっしゃいませ!」と元気がいいものの、よーく見ると結構ケバイ。(失礼だなぁ・・・)、もし、「このムーヴ買います!」と言ったら、絶対ハイビスカスの造花がダッシュボードに飾られ、「これ!いりますよね、買っときました!」って言われるだろうな・・と馬鹿なことを思いながら試乗に出た。

試乗車はターボなしのFF。ようは一番安いモデルだ。荒れた路面の市内を時速50キロくらいで走ってみる。すると予想以上にしなやかな走りでスイスイ加速していく。エンジンノイズも低速域ではワアアアンン!とうるさいものの、いったんパワーバンドに入れてしまえば、何事もなかったの如く車内は静寂に保たれ、変速ショックもなくスムーズに走る。ボディ自体もすごくガッチリしていてサスペンションとのマッチングもベリーグー!パワーステアリングだって、必要以上に軽くないので路面からのインフォメーションもつかみやすい。ドリンクホルダーもさりげなく、目立つことなく、ドアの内張りにこっそり付けてあり使い勝手も良い。このように今や当たり前になってしまった装備も私にとっては「羨ましく思える豪華装備」なのである。自慢じゃないがユーノス・ロードスターには、こういった快適ツールは一切ない。長距離を走るときなど、やっぱしあった方が便利だろーなぁと思うけど、思うだけだ。もちろんオートバックスなんかで売っているエアコン噴出し口に装着するタイプのものを付ければいいのだが、なんとなく気が進まない。もともとユーノスはストイックなキャラクターのクルマだけに、快適便利グッズなんか似合わない!(と勝手に思い込んでいる。)なんだか、せっかく買ったエアジョーダンにイボイボのついた「健康足つぼ中敷き」を入れる感じがしてイヤだ!とにかく試乗したムーヴ・カスタムは見た目とは裏腹に、洗練されたというか、しなやかというか、とにかく高級感あふれる軽自動車に仕上がっていた。

20分くらいの試乗だったが、これといってヤンキー・ムーヴの欠点を見つけることも出来ないままディラーに戻ることになった。すると、今度は本命・ネイキッドくんがスタンバイされており、まださっきのムーヴのしなやかな余韻を残したまま、急いでクルマを乗り換え、再びケバイおねえちゃんに見送られながら試乗に出た。(←おいおい、2回目!)

すると信じられないことに、走り出して数十秒!本命・ネイキッドくんの評価はガタ落ちとなる!なんとリアのハッチ付近からガタピシ音が連発しているではないか!オドメーターを見たが、まだ2000キロしか走っていない!まだまだ新車じゃないか!それでこんなに緩んでしまうのか!?なんだよ、ネイキッドってカッコばっかで、こんなにナヨナヨしたクルマだったのかよ!?なんだか、すげーガックリしながらも、さっきと同じルートを走ってみた。

試乗したネイキッドはターボのFF。確かに加速はいいけど、なんとなくボディがゆるい気がしてならない。足回りもムーヴのようなしなやかさはなく、ドタバタした感じで落着かない。心なしか、上下に狭くなったフロントガラスも妙な圧迫感を感じ、運転しづらい。

私が思うに、内装がほとんど無い、鉄板むき出しのネイキッドの場合、車内に入ってくる騒音をカットされにくい。だから、ちょっとしたノイズもストレートに反響してしまい、常にガタガタ、ミシミシという嫌な音を連発するのだろう。スポーツカーならまだしも、いまどきのクルマでここまで聞こえてはダメだと思う。しかも運悪く?ムーヴの完成度の高さに感心した直後だっただけに、よけいにそう感じてしまった。もちろん製造過程による個体差もあるとは思う。が、しかし!試乗車というものは、そんな曖昧な言い訳は通用しないことはディラーだって百も承知だろう。スーパーの試食コーナーでまずいと感じたウインナーなんて誰も買おうとは思わない。それと同じだ。

たとえ兄弟車といえども、デビューしたてのネイキッドより、作りなれたムーヴの方がはるかに完成度は高い。そう思わざるを得ない結果だった。

合コンの会場に行ったら、お目当ての子がまだ来てなくて、しょうがないからとりあえずヤンキー風の子としゃべっていたら、意外とその子はちゃんとしてて、「へぇ〜人は外見で判断しちゃいかんな」なんて思いながら結構盛り上がっちゃって、いざ本命の子が来てみたら、ぜーんぜん良くなくて、ガッカリしちゃって、なんだよ今日の合コン台無し〜って思ったんだけど、なんとなくさっきのヤンキーの子が気になっちゃって、ついつい長居しちゃいました、という話だ。(←どんな例えじゃ!)

じつはこのあと、ムーヴの最大のライバル「スズキ・ワゴンR」にも試乗してきた。今の軽のミニバンブームを巻き起こした立役者・ワゴンR。販売台数に限って言えば、ネイキッドの約10倍を売りまくる大ヒット商品だ!だから、さぞや素晴らしかろう、と思っていたが、実際はいまひとつだった。というのも、その時はローダウンサスを組んだエアロバージョンしか用意されておらず、固いんだか柔らかいんだか、よーわからん不安定な乗り心地で、おまけにターボなしのFFという仕様は、死ぬほど遅く、同じNAのムーヴと比較しても、トルク、パワーの両面で圧倒的に負けている!と思った。「こりゃみんなターボを買うわけだ!」と思った。そして軽量化に一役買ったという、スズキ自慢の電動パワーステアリングもまだまだ熟成されておらず、これまた油圧式のムーヴの方が数段しっかりしていた。しかし、ボディ剛性は大したもんで、本当に岩みたいにガッチリとしおり、さすがは軽NO.1のスズキという感じがした。よってワゴンRに関して言えば、ノーマルの足回りでターボ搭載車に乗ってみてから判断した方がよさそうである。

というわけで、今回3台の最新型の軽自動車をハシゴしてみた結果、私なりに採点してみた!まず本命だったダイハツ・ネイキッド/たまたま私が乗ったヤツは、ハズレだったと思いたいところだが実際に受けた作りの甘さは、どんな言い訳を聞かされても、ちょっと納得できない。数年前のモーターショーで参考出品というかたちで発表され、あまりの反響の多さにであれよあれよという間に商品化したまでは良かったが、いまやルックスだけでヒット商品になれる時代ではない。もっとハード面の熟成を煮詰めていただきたい!単にカワイイからというだけの理由でデビューしたアイドルが、唄えない、踊れない、という悲しい現実にぶち当たり、これから何を売りにしていこうか悩んでいる、そんな感じがする・・・。よって60点。

次に、予想外によかったムーヴ/ほんとにネイキッドと逆の印象で、最初あまり好きじゃなかったけど、いろいろ乗ってみたらムーヴが一番大人の乗り心地だった!なのに!ナノニ!菜野煮!、なんでこれをヤンキー風に仕立てるのか、よーわからん・・・・!でもマスターお薦めの95点!

最後にスズキ・ワゴンR/これはローダウンサス&エアロバージョンの仕様車のみの評価である。いってみればワゴンRの数あるバリエーションの中で、一番誤解を招きやすいモデルではないかと思う。何も知らない人が、「軽を買うならワゴンRがいいらしい」というウワサだけを信じて乗ってみたら、きっとゲンナリすると思う。ローダウンしかり、びかびかバフ掛けのホイールしかり、このクルマを買う人はドラゴンアッシュを聞いていないとダメです、みたいなアクの強さがある。そんなレアな試乗車を常時ショウルームに置いておく必要もなく、ディラーはもっと試乗車の扱いに気を配っていただきたい、そう思った。残念ながら私はドラゴンアッシュを聞かないので、この仕様に関してはまったく理解できない。よって採点のしようがないが、とりあえず30点といったところか。


今まであまりよく知らなかった軽自動車の世界。実際にこうやって乗り比べてみると、あらためて「日本ならではの自動車文化だなあ」と思った。狭い道路に、狭い駐車場。そんなにかっ飛ばせるとこなどないうえに、法定速度も低い。そして高い税金と車検制度。そして、いつどこで使うのかわからない280馬力に400万も500万も払って、オービスを気にしながらアクセルを踏み込むより、120万円/64馬力をきっちり使い切った方が日本にあっていると思う。最近ではつまらん見栄やステータスを気にせず、軽に乗りはじめた人が増えたと言う。すごくいいことだと思う。

「必要にして十分」、軽自動車を理解する上で最もわかりやすい言葉だ。ユニクロがあれほど幅広い年齢層に指示されるようになったのだから、軽自動車もあと少しのところまで来ていると思う。だってユニクロの駐車場にベンツの新型Sクラスが止まる御時世だ!「安物、イコール、かっこ悪い」という価値観はもう古い!あとは各メーカーの努力次第だと思う!


がんばれ!軽自動車!







■日本が誇るジャズボーカル■


峰 純子 / プリ・モーニング
1976年6月21日・東京モウリスタジオにて録音


このアルバムは、数ある女性ボーカルの中で私が特に愛聴しているものである。前回の更新の時、「雪が降ったら女性ボーカルなんか聞いてみたい・・・」などと柄にもないことを書いたが、実はこのアルバムのことである。なんでか分からないけど毎年雪が降ると必ずかける。(もちろん降らなくてもかけるが・・)女性ジャズボーカリストと言えば比較的ハスキーボイスを連想しがちだが、彼女はまったくその逆でが付くくらいソフトで、しかも耳にたいへん心地よい。唄い方も(私が苦手な)、モト歌がわからなくなるくらいガチャガチャに崩してしまうようなこともなく、ゆったりと、やわらかく、感情的にならずとも情緒豊かに唄い上げる。このアルバムの目玉はやはりA面1曲目の「マイ・フーリッシュハート」であろう。以前紹介したビル・エバンスの演奏とはまた違った良さがあり、彼女の持つあたたかい声と、名手ローランド・ハナの控えめなピアノは最高のリラクゼーションをあたえてくれる。窓の外に降りしきる雪をぼんやり眺め、アイリッシュコーヒーなんぞ飲みながら聴きたいものである。

彼女は今も元気で、東京を中心にライブ活動をおこなっている。ちなみに、あの峰不二子ちゃんとは何の関係もない。

PS/ホントはもっといろいろと書いてみたんだけど、音楽の良さを文章で表すのって難しいよね。だから俺はこのアルバムのここが好きだ!ということだけを書いてあとは削除してしまった。なんとなくうっとうしく感じてしまったからね。あとは実際にあなた自身の耳で聞いてもらった方がいいと思う。それではリクエストよろしく!




■キンボの豆■



最近、うちの近所にイタリア輸入食材をメインにした大型スーパーが出来たので行ってみた。久しぶりにうおーっと思う店だった。こんなに在庫抱えちゃってどーすんだよ、と心配しちゃうくらいスゲー品揃えだ。しかも平日の昼間だというのになかなかの盛況ぶりである。しかも駐車場にはベンツ、ビーエム、ボルボ、オペル、といった欧州車がズラリとならび、しかも、みーんなコレミヨガシのアッパークラス・モデルだから、ユーノスなんかで行こうもんなら結構気が引ける。たしかに土地柄、高級住宅が居並ぶ場所だけに、これはこれで当たり前のことかも知れない。駐車場だってユーノスを止め、ドアを開け、降りて、ふたたび締めても、決してとなりの枠線をまたぐことはないくらい広い。あきらかにコレミヨガシのクルマに対応したリッチな駐車場である。きっとカートを山積みにして、レジで5万くらい払って、おほほほほほほほほほほ、と笑いながら自分のクルマの横を通ってトランクに入れる時でも、となりのクルマに当たることなく、スムーズに通れる広さがこれくらいなのだろう。バブルの頃ならともかく、銀行や保険会社がバンバンつぶれていくこの時代に、この駐車場の広さは脅威的である。

店内はというと、本当にすごい商品群だ。プロの私が見ても驚くべきラインナップだ。チーズ売り場だけとってももかなり広い。ご存知のようにチーズなんてそんなに日持ちのするものじゃない。店頭で売られているようなものなんて、せいぜい2〜3ヶ月で賞味期限が切れる。いや、中にはもっとアシの早いものもある。それなのに、いったいこの大量のチーズをどーやって売りさばくのだろう。松原市長が名古屋市民・総・イタリア計画でも出さないかぎり到底無理なように思えた。

そして私が一番感動したのが、「カフェ・キンボ」である!2年くらい前に雑誌で紹介されている記事をみて、是非とも飲んでみたいと思っていたイタリアのコーヒー豆である。がしかし、名古屋で取り扱っているところはなく、東京まで行かないと無理かなとあきらめかけていた。しかしこの日、何気なくコーヒー売り場によってみると、あきらかに売る気がないと思われる一番上の棚にぽつーんと置かれているではないか!思わず、「うおーっ!これかあ!ばかやろー」と叫んでしまった!(ばかやろーの意味は不明)、しかも、それはエスプレッソマシーンとセットで売られており、250グラム入りの粉挽きが2パックと、マシーンが1台ついて2500円。個人的にはマシーンはいらないから粉だけ売ってくれ!と思ったが、そんな贅沢は言っておられず、とりあえず(喜んで)買うことにした。

なんだかんだで、いろいろ買ってしまい、結局レジでは7000円近くを払うことになり、ちょっと目まいがした。基本的にキンボの場合、小売で250グラムで850円くらいというかなり高価な豆なのである。(イタリア本国ではそーでもないらしいのだが・・)さて、そのキンボは一体どんな味がするのか?さっそく家で試してみることにした。真空パックになっている包装をばっさりハサミで切ると、深煎りならではの香ばしい豆の香りがふわ〜んと漂う。そして、これでもか!というくらい丁寧に豆をセットし、ガスコンロに火をかける。さすがエスプレッソという名前だけあって、1分くらいでプシューツ、シュココココココココッと湯が沸き、ドリップ状態に入る。このシュコココココの、コココ・・・が聞こえなくなった時点でドリップ完了である。そしてカップに注ぐ。そのドス黒い液体は、まぎれもなく本場ナポリのエスプレッソである。私はあえて砂糖は入れない主義なので、そのまま、ふーふーとヤケドしないように気をつけて飲んでみる。・・・うーん、うまい!・・けど、ちょっと香りが弱いかな。もっともっと鼻腔を刺激してくれてもいいはずのだが・・。でもまあ、挽き立てじゃないんだから仕方ないか。味はベリーグーだ!さすが高いだけのことはある!

おっと、そーいえば一緒に買ってきたカプチーノ味のカップケーキがあったぞと思い出し、、調子に乗って食べてみた。・・・おお!、これまたウマイじゃないか!激甘だけど、ちゃーんと苦味が効いてて、シットリしてて、洋酒もほんのり効いてて、ふむふむ、おお、これはウマイ!このエスプレッソともよく合うし!こりゃいい買い物をしたぞー!うおおおおおー!ばかやろー!(ひつこいようだが、ばかやろーの意味はたぶんない)と、まあ、かなり上機嫌であった。(ま、おいしいものに巡り合えた時は誰でも上機嫌だよね)、しかし便利な世の中になったもんだ。なんてったてMade in Italyのケーキがこんなに簡単に手に入るようになったのだから。今までは絶対になかったよね。生のケーキが海外からやってくるなんて。

後日、この一連の出来事をウチのお客さんに話したところ、

あ、僕、来月からタリに行ってきますけど・・

ぬぬぬぬぬぬっ、

ぬわにを!!!!

それじゃあ、それじゃあああさあああ、キンボの豆、ホールで買ってきてえええええええええ!おねがーい!
(※ホールとは、豆のままの状態のこと。粉にしないでね、香りが飛んじゃうから、という意味)




ってなかんじで、図々しくも強制的にお土産をねだってしまった。

イタリアか・・・いいよねえ・・・。支店だしてーなー。(おいおい、飛躍しすぎ)






■次回の予告■

この2CV、はるばる東京から来てくれました。


2000年12月1日・更新・たぶん!

乞うご期待


御意見・ご感想などありましたらマスター宛までメールくださいませ!

制作/Cafe Adrenaline






END


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